3月11日の東日本災害の以降、計画的停電などもあり、予定の変更が思いがけない体験をすることになりました。
専門学校に関係しているため、卒業式・卒業パーティなど、司会や進行は先輩の講師がやってくれるままに参加あるのみの気楽な立場。
ところが頼みの先輩講師の数名が、出席されないとのこと。
よりによって、ぼんやりのんびりの中堅に回ってきたのです。
『毎年やっているでしょ、ご存知ですよね、どうぞ、のびのびとおやり下さい』
理事長の暖かく、厳しいまなざしに抵抗できません。
だいたい知っているのと、正しく、熟知していることはまったく違います。
『ぎゃ~どうすれば良いの、?』卒業証書をお渡しする、授受の動作をロープレ繰り返し。
やってみせる、やらせてみる、後を見る・・・ふ~

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被災地の小学生の所作
被災地の小学生が一人づつ、前に出て卒業証書を受け取ります。
手を伸ばして、頂く、そのまま手を下げずに、下がる、礼をする、片手に賞状を・・
制服も無い、ランドセルも、征服も無い小学生、見守る母親は友人が貸してくれたスーツとか・・・
誰が教えたのか、いつ学んだのか、小学生の所作が見事でした。
“子供は自由で良いのよ、個性を生かしてのびのびすればそれで良い!”
とかく、形式を無視しようとする傾向がありますが、
被災と言う酷な目にあって、何もかも失った時、作法にかなった所作には感動を覚えました。
凛とした心の強靭さが伝わってきました。
『黙祷』
30秒から60秒 軽く目を閉じて、軽くうつむき加減で(手は前で重ねるか体側に添える)
心で念ずる。声を立てずに物故者と向き合う
司会者の指示に従い、静かに振舞う。

デパートの結界 礼の動作
従業員ONLYのエレベータやドアの側を通りかかると、百貨店動作が目に入ります。
うやうやしく礼をする方、きょろきょろしながら軽く礼、腰を折る形で決める方、様々です。
できれば、形式が心を育てる様に~