三品盛り

三品盛り

クレームに隣席で立会い
お店の言い分はまことに正しい・・・
お客の言い分はしごくごもっとも~

一人二人のお客は真ん中のテーブル席へ案内される。
空間を空けて 座らせるから、相席と言うほど密着感は避けられるし
テーブルを囲んで座るお客は3組  3組とも偶然同じ『焼き魚3品盛り』を頂く。
席に着くとすぐお茶と漬物が丼いっぱいに盛り込んでくる。主役は柚こぼし、他にきゅうり・・
ぽりっぽりぽり歯切れ良い音がする。

『ちょっと、これ包んで!』隣席の女性が大きな声で、
サービスの女性がすぐに来た、”お待たせしました、何でしょう”
『これ包んで、二つ一緒で良いから』
“すみません、それはちょっと出来ませんから・・”お断りのお辞儀をする。
『良いから、良いから、さっさと包んで、簡単でよいから、』命令口調。
店側は顔色変えず、口調も変えず、”それは出来ません!”
おばさんは『まったく困ったものね、同じ粕漬けを3品も食べれへんし、勿体無いじゃ~』
バッグからビニール袋を取り出した、『ね、何時もこうして持っているのよ、見てて、』
連れの女性が恥ずかしそうに言う『女将さん、ここはダメと言ってるから、やめて!』
おばさんは勢い止まらず『何を言ってるの、うちに帰ったらお茶漬けに出来るじゃ~』

店員さんは困った顔をして『どなたにもお断りしてますから・・・・”
他の店員さんが売店から保冷財を持って来た”あのう、これを・・”
『いりません! 新幹線に乗るから1時間もすれば着くし、何時も来てやってるのに!』
腹を立ててしまった。

お客と店員は対立関係にあるのではない!
鮭、さわら、豚肉 いずれも粕漬けの焼き魚(お客は半分以上残し)
東京駅の乗降客をお客様にしている以上、つねに安心・安全がサービスの基本であろう。
個別事情にフィットすれば断ったお客が許さないかも・・・
お客と対立しないで『共感』の相槌があれば、状況は硬直しないかも?