久しぶりの漁

久しぶりの漁

チリメンの天日干し
チリメンの天日干し
夫婦そろって選別

夫婦そろって選別

 

 

 

 

 

 

 『いりこが獲れたでー、取りに来んさ~い』いりこの漁師さんから電話があった。
駆けつけると夫婦が作業中、口を利くのも惜しい感じで黙々と手を動かす。網の手入れかと思うと、それはいりことちりめんの選別中。
夏前の日照りも結構強い、夏至を過ぎた今、いりこを干すには良い天気だそうだ。

チリメンやいりこを買う漁師さんに問い合わせると”漁に出ないけん、いりこは出来んのよ”
奥さんが気の毒そうに語る。
確かに船は沖に出た気配なし。
船長(お父さん)の話では”いりこが居らんのよ、海に出てもかかるのはくらげばかりじゃ”
“くらげは困るな、刺されるのかな?”
“網にだらんとくらげがへばりついたら剥がすのに一苦労 わやや~”
“赤潮のときもあるし、な、海にカタクチが居らんのよ”
“トキハや空港には名物いりこが出ているけどな?”ついくだらない質問をすると船長曰く
“ヨソハ知らん! とに角、ここには(佐伯湾には居らん!”
昨年暮れあたりからいりことチリメン、うるめ鰯、がさっぱり!
“ごめんな、1キロは上げられんな~?”お父さんと奥さん、大きな声で相談している。
1キロくれると良いな?

いりこの選別作業
浜では(自宅工場前)カタクチ鰯の選別。
サイズによってちりめん、かえりチリメン、いりこ、他、
まったくの手作業!

ちなみに、鰯は同類と群を作って泳いでいるから網にかかったときは同じ条件(粒そろい)
今は海が変化しているためか群れが入り乱れて、異種異形と混合、
“大変なんやわ~”

有難く入手成功!
さっそく、宅配超即便で東京へも
“早く食べて下さい!””だしを取るのも良いけど、食べるつもりで~”
佐伯のいりこは美味しい、確かに天日干しは一段うまい、漁師さんの苦労を聞くとなお美味しい!